ボルボV70 一般修理
エンジンからのうなり音を修理しました。
走行中、アイドリング中のいずれでも「ヒューン」という激しい異音が出るという修理のご依頼をいただきました。

異音はすぐ確認する事がました。
ただ、エンジンのフロントカバー(タイミングベルトカバー)付近のどこから異音が聞こえるのか発生元の特定には時間がかかってしまいました。
いろいろ確認していくうちに、エンジンのブローバイガスと関連していることが判明しオイルトラップを含むブローバイ関連の部品を交換する事としました。
ブローバイガスとは、エンジンのピストンリングとシリンダーブロックを吹き抜けて(漏れて)しまう排気ガスのようなもので、ガスの圧力をうまくコントロールしないとオイル漏れの原因となります。

インテークマニホールドを取り外すとブローバイガスのオイルトラップが見えてきます。(画像の青○部)
オイルトラップとは、ブローバイガス中のオイル分を分離するボックスで、オイル分はエンジンのオイルパンに戻し、残りのガスは適宜インテークマニホールドに送られ、エンジンでガソリンと混合され、爆発、その後触媒を通って排気ガスとなります。


オイルトラップを外し、シリンダーブロックにある油路(上の画像の青○部)を確認すると・・・。
けっこう、汚れが体積していますね。
このような場合はエコフラッシュが効果的かもしれませんね。

左の画像の吸気バルブの上部にはカーボンが体積してます。ザラザラっとしたのがカーボンです。
右の画像のインテークマニホールドも同様ですね。
このような場合はエコパワーですね。

これがオイルトラップ本体です。
内部のブローバイガスの圧力コントロールバルブが機能してないものと思われます。

新品のオイルトラップを組み付け、20kmのロードテストを行い
エンジン内部が正常な圧力である事と異音の出ない事を確認し、完了となりました。
以上、かさざきでした。
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